ひまわりと一口に言っても、どんな品種があるのかわからないという方もおられる事かと思います。
ひまわりには、大きく育つものや変わった色の花が咲くものどいろいろな品種があります。
そこで今回は、ひまわりを育ててみようかなと思っている人の為に、いろいろなひまわりの品種と、その品種の特徴をお伝えします。
そもそも「ひまわり」って?
ひまわりとは、高さが高いものでは約3mほどまで成長する、キク科・ヒマワリ属の一年草です。種は葉桜の時期に蒔いて育てます。
種は大きく蒔きやすいですし、日当たりと水はけのよい環境であれば、難しいことをしなくてもどんどん成長します。
開花時期は、7月中旬~9月頃です。(地域やその年の天候によって開花期は多少異なります)見ごろは7月下旬~8月です。
ひまわりという花の名前は、太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回るといわれたことが由来と言われています。
顔を、いつも太陽に向けているから、「向日葵(ひまわり)」ということですね。
ひまわりの花言葉
ひまわりの花言葉はいろいろとありますが、「私はあなただけを見つめる」という花言葉が有名です。
これは、ひまわりが太陽の方向を向くことからつけられたようです。実際は、太陽の動きに従って動くのは、成長が盛んな若い時期だけです。大きく成長し、蕾がついて花が咲く頃になると回らなくなります。
他にも「愛慕」「熱愛」など、一途な愛のイメージがある花言葉があります。
ひまわりの品種1 ロシア
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草丈は約200cm、先端が明るい黄色をした花びらがつきます。
直径は約25cmほどになる巨大な花を一輪咲かせます。ロシアで一般的で多く栽培されているのでこの名前がつきました。日本でも一般的によく見られる大型のひまわりは、この種類であることが多いです。
ひまわりの品種2 サンスポット
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前述のロシアより一回り小さめの品種です。中型のひまわりといえます。花びらの根本がオレンジ色になり、とても色鮮やかで人気があります。草丈は約120㎝、花の直径は約20㎝ほどになります。
ひまわりの品種3 かがやき
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草丈約160㎝、花の直径は約15cmほどです。外側の花弁は二重になっていて明るいオレンジ色です。花粉が出ないので、花の真ん中の部分が黒褐色のまま色が変わらず長くきれいな状態を保つことができます。
ひまわりの品種4 大雪山
草丈は約150cmから200cm、花の直径は10cmです。茎と葉が銀白色なので、銀葉ヒマワリやシロタエヒマワリとも呼ばれています。
一重咲きの小型なので切り花にして飾るのにも最適です。普通のひまわりよりも、開花時期が遅いです。
ひまわりの品種5 タイタン
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こちらも大きく育つひまわりのひとつで、鮮やかな黄色の花をつけます。
花のは直径40センチ以上、草丈も大きいものでは3メートル以上にもなります。食用にもなる大きな種を収穫するためのひまわりなので、中心の茶色い部分が大きくて立派です。
収穫した種は炒ったり塩ゆでにして食べることもできます。
ひまわりの品種6 ビンセント
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上を向いて咲くのが特徴です。クリアオレンジ、オレンジ、ポメロ、タンジェリン、ネーブル等色のバリエーションも豊富です。
丸みを帯びた花弁は、重ねがよく数も多いのでボリューム感があります。花粉が出ないので切り花やアレンジにおすすめです。
ひまわりの品種7 サンリッチ
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ビンセントと同じようにカラーバリエーションが豊富な品種がサンリッチです。
花びら一枚一枚のラインがすっきりシャープで美しい品種です。品種の名前には花色に合わせてオレンジ、レモン、パイン、マンゴーなどフルーツの名前が付けられています。
ひまわりの品種8 テディーベア
こちらも変わり種のひまわりです。明るいオレンジ色の花はこんもり丸みがある八重咲きです。
ひまわりの特徴である真ん中の茶色い部分がないのですが花びらが多くて華やかなひまわりです。
花の直径は10cmくらいで、 草丈は約80cmくらいと小型です。枝分かれして、いくつか蕾をつけるので、たくさんの花を長い間楽しめます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ひまわりの品種についてお話しました。
ひまわりといえば、大きく育つ、まぶしい黄色の太陽のような花が有名ですよね。
でも意外にバリエーションが豊富なのです。お庭にドンっと背の高いひまわりも素敵ですが、花壇にミニひまわりを何本か植えるのもきれいです。
花自体も花びらが細長いものだったり、丸いものもありますし、花びらの形によって見た目の印象もだいぶ違います。
太陽に向かって上を向いて咲く種類も、実際に見てみると、従来のひまわりとは印象がちがって面白いですよ。個性的な赤いひまわりも育ててみると楽しそうですね。
ひまわりを育ててみたい方は、いろいろな種類のひまわりから、自分好みの品種を探し出して育ててみて下さいね。