私たち西原造園が固まる土(防草砂)を施工して3年が経過した現場があります。その効果はどうだったのか!?
今回は、水で固まる土を長期間使用した結果を徹底的にレビューします。
結論から言うと、実際に施工をして経過を見てきた経験から、製品の質が良く、正しい場所に正しく施工していれば、様々言われている固まる土のデメリットをある程度補えるので、雑草対策や舗装材としておすすめです。
全否定してまで使えない製品ではないと個人的には思います。
ちなみにこの記事は企業案件は一切ありません。いち施工業者としての見解を述べていきたいと思います。
これから固まる土は雑草対策としてどれだけ効果があるのか、どんなメンテナンスが必要なのか、詳しくお伝えしますので、固まる土を使おうと考えている方はぜひ参考にしてください。
固まる土(防草砂)の3年後や10年後の状態は?その後の変化を徹底レビュー!
固まる土(防草砂)を使ってから時間がたつと、その状態にいろいろな変化が起こります。
3年も10年も経つと、見た目や機能に大きな違いが出るので、その変化をきちんと理解しておくと、後で後悔しなくてすみます。
ここでは、3年後の実際の状況と、10年後の実際の状況について解説していきます。
次の動画では、固まる土を撒いた3年後の様子を公開されていますので参考にしてみてください。
3年後の固まる土の状況
次の写真は、実際に施工した後の3年後の固まる土の写真です。
黒くくすんでいるのは雨上りのあとなので、乾くと比較的ベージュ色になります。
とはいえ、汚れが目立ちます。
上記の写真の場所には亀裂が入っているのが分かります。
やり変えないといけないほどの亀裂ではありませんが、固まる土はやはり亀裂が入ってしまいます。
こちらの写真は、植え込みの中の固まる土です。
日当たりもよく、全く足を踏み入れない為、施工後も綺麗な状態を保てています。
とはいえ、近づくと細かな亀裂が入っていたり、落ち葉が溜まる箇所は湿気を含みやすいため、経年劣化が激しくなります。
このように、3年後の固まる土は、まだその効果を保っていることが多いですが、注意すべき点もいくつかあります。
最初は雑草をしっかり防げていた土も、時間が経つにつれてその力が弱まることがあります。
固まる土が3年後どのような変化が起きたのかは以下の通りです。
- 表面のひび割れや欠け:
固まる土は、繰り返し雨が降ったり、太陽の熱など外からの圧力を受けたりすると、細かなひびが入り始めます。 - 水はけの状態:
3年経過しても水はけそのものは初期の段階とさほどかわりません。ただし、水たまりはできるため、施工時に水勾配や排水先を作っておくことが大切です。 - 色の褪せ:
固まる土は長時間日光にさらされると、色が褪せてきます。 - 汚れやコケ:
固まる土の近くに、古いブロック塀や石垣などがあると、汚れが雨で流されてきて、固まる土の表面も汚れてしまいます。 - 雑草対策は完璧:
雑草に関しては、全く生えてきていません。ひび割れもヘアクラックという髪の毛程度のクラックなのでそこから雑草が生えてきているという事はありませんでした。 - 舗装状態も良好:
割れや欠けがあると言っても、全面改修するほどではありません。歩行は問題なくできるので、亀裂や汚れは「侘び・寂び(わび・さび)」と思える方にとっては何の問題もないでしょう。
3年後の固まる土はこのような変化がありますが、固まる土自体は全く使えないものではなく、適切な場所に、適切な施工を行うと、3年後も十分使い続けられます。
とはいえ失敗したという人もいるので、なぜ失敗したのか?についてはあとで解説しますね!
次に、10年後の固まる土の状態を詳しく見ていきます。
10年後の固まる土の状況
10年が経過すると、固まる土はかなり変わってるんじゃないか?そう思うかもしれませんね!
当然ですが、最初に使い始めた時の効果は落ちてしまい、物理的や化学的な変化が起こります。具体的にどんな変化があるのか見ていきましょう。
こちらは、奈良県の月ヶ瀬梅林公園の固まる土が敷かれた園路です。
月ヶ瀬梅林公園の整備事業が平成24年度の末に完工したとの事なので、写真は約11年後(2024年現在)の状態です。
※参照:奈良市 月ヶ瀬梅林公園整備事業:https://www.city.nara.lg.jp/uploaded/attachment/13004.pdf
園路の端は欠けて剥がれている箇所がありますが、真ん中なの方はほとんど影響が出ていません。梅の花が見ごろの時期は多くの人でにぎわうのですが、大きな損傷はありませんでした。
つなぎ目もやや損傷しがちですね。
また、雨で水が溜まりやすくなっている箇所は、コケが生えていました。
とはいえ、全体に見たら11年経っても、やりかえないといけないほどの大きな損傷はなく、コケやひび割れも、梅の木いに溶け込むので、個人的には侘び・寂びがあって良いなと感じられます。
次の動画は一般家庭のお庭の15年後の固まる土の様子をご紹介されているので、参考にしてみてください。
一般的な10年後の固まる土がどのような変化があるかという次の通りです。
- 固まる土の表面がもろくなる:
長い時間が経つと、表面がもろくなり砂状になることがあります。場所によっては大きな割れやヒビが入りやすくなります。また、踏まれると簡単に壊れるようになることもあります。 - 際から少し雑草が生えてくるが問題なし:
時間が経つにつれて、敷き詰めた固まる土の隅や端っこの割れ欠けが大きくなり、雑草が生えてきます。この雑草が原因で、土がさらに壊れやすくなることもあります。 - コケやカビが目立つ:
固まる土は透水性が低い商品が多いため、水たまりができやすくなります。積み重なる雨の影響で苔やカビが増えます。
経年劣化するとどう変わる?
これまで、固まる土の3年後と10年後(15年後)を見てきましたが、結局なところどのような変化が見られるのか?「まとめ」を解説しますね。
特性 | 詳細説明 |
表面の割れやヒビ | 経年劣化により乾燥や外圧の影響で割れや欠け・ヒビが生じます。 |
色の変化と褪せ | 直射日光や雨風により色が褪せます。周囲の構造物の汚れの影響から、汚れが目立つようになります。 |
コケやカビの増殖 | 雨の影響からコケやカビが増殖します。 |
雑草対策の効果 | 防草効果は長期間持続します。 |
歩きやすさ | 使用初期から継続して歩きやすい状態を維持しています。 |
これらをまとめると、固まる土は3年後10年後見た目は悪くなるけど、雑草対策や舗装状態は良好と言えます。
この記事の下の方に、固まる土で失敗する理由を書いていますが、次の記事も合わせてご覧頂くとより理解が深まります。
水で固まる土(防草砂)は雑草対策として何年持つ?耐用年数は?
結局のところ、水で固まる土(防草砂)の耐用年数どれくらいもつのか?
これは、使用する商品の種類や環境条件によって大きく異なります。
ですが、固まる土は一般的には5年~10年以上の効果が期待できます。
選ぶ材料や施工方法や施工場所によっては、1年ももたないなんて人もいますし、適切に施工すれば15年も使い続けられている人もいます。
ですが、耐用年数が大きく影響をするのはやはり、どのような商品を選ぶかによって変わってくる傾向にあります。
次に、長持ちする固まる土の選び方について解説します。
長持ちする固まる土の選び方
長持ちする固まる土を選ぶ時、大切なポイントが1つあります。それは、「お値段」です。
1袋数百円程度の安い固まる土は、作るときにあまりこだわって製造されていないことが多いです。そのため、すぐに効果がなくなったり、損傷が激しくなることが多いです。(施工の仕方にもよりますが…)
一方、数千円の高めの値段の固まる土は、製造会社が品質にとても気を使っているので、こだわりを持って作っている会社が多いです。一袋のお値段は少し高くても、長く使えるし、結局はお得になることが多いんです。
質の高い固まる土は、各社プライドを持って試行錯誤と研究を重ね、地道な努力をして作られているので、その分お値段がどうしても高くなってしまうというわけです。
しかし、高めの固まる土は、長期間使い続けることができるため、初期の投資額が高くても、結果的にはコストパフォーマンスが良いと考えられます。
また、質の高い固まる土は、耐久性や防草効果、さらには美観の維持にも優れていることが多く、固まる土のデメリットを上手に補っています。例えば亀裂が入らないとか、コケやカビが生えにくい、割れにくい、自然素材なので廃棄が楽など。
それにより、頻繁に修復や補修をする必要が減り、長く安定して使用できるため、トータルで見れば経済的な選択となり得ます。
長持ちする固まる土を選ぶ際には、価格だけでなく、その品質、成分、そして製造過程での環境への配慮も重要なポイントとなります。
お勧めの固まる土
長持ちする固まる土がわかったろころで、次に長期的に使えるおすすめの固まる土をご紹介します。
マグネッシー
マグネッシーは固化材としてマグネシウムを使用しています。これは海水と石灰から抽出される天然の素材で、環境に優しいという大きなメリットがあります。
山口県産の原料を使用し、加工も山口県で行われている純日本製の商品で、人工的な成分を使用していないため、土地への悪影響がほとんどなく、使い終わった後に土に戻しやすいのも特徴です。
マグネッシーは、表面の温度が抑えられるため、夏場でも熱がこもりにくいです。また、水はけも良好で、ヒビが入りにくいため、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。
このような特性から、動植物にも安全で、特にペットや庭での植物栽培を考えている方にとっておすすめの商品です。
特徴 | 説明 |
環境への優しさ | マグネシウムを固化材として使用しており、自然由来で環境に優しい。 |
耐久性 | ヒビが入りにくく、表面温度も抑えられるため長持ちする。 |
水はけの良さ | 透水性が高く、水はけが良いため、水溜りができにくい。 |
植物や動物への影響 | 弱アルカリ性で植物や動物に悪影響が少ない。 |
使い終わった後の処理の容易さ | 使用後はハンマーで簡単に粉砕でき、土に戻すことが可能。セメントを使用していないため、撤去が容易で、特別な処分が不要。 |
価格の目安 | 1180円(10kg/袋) |
防草マサ プレミックス
防草マサプレミックスは、庭園や公共スペースでも使用されており、ヒートアイランド現象の緩和や雑草対策として開発された舗装材です。
この製品は化学薬品を使用せず、天然鉱物を主成分としています。これにより、長期にわたり美しい景観を維持しながら、雑草の発生を効果的に抑制することができます。
また、ある着心地もよく、アスファルトよりも柔らかい歩行感が得られます。吸水性と保水せもあり、打ち水をすることで表面の温度が上がりにくくなり、夏場の暑い日でも快適に過ごせます。
最大の特徴はコケやカビが生えにくくなるように加工がされている事です。
特徴 | 説明 |
使用場所 | 個人宅・庭園や公共スペースなどでも使用されています。 |
環境への優しさ | 化学薬品を使用せず、天然鉱物を主成分としており、環境に優しい |
歩行感の快適性 | アスファルトに比べて柔らかい歩行感が得られ、快適です。 |
吸水性と保水性 | 吸水性と保水性があり、打ち水によって表面温度が上がりにくく、夏場でも快適に過ごせます。 |
コケ・カビの発生防止加工 | コケやカビが生えにくいように特別に加工されている |
価格の目安 | 3000円(25kg/袋) |
永土
「永土」は浄水場の発生土を利用した環境にやさしい舗装材で、水をかけると固まります。これにより雑草の繁殖を効果的に防ぎつつ、芝やコケなどの根の浅い植物の育成も可能です。
化学薬品を一切使用していないため、廃棄物を出さずに土に戻すことができます。透水性と保湿性が高く、雑草管理のコストも削減できるため、維持が簡単です。
さらに、CO2を吸収し地球温暖化の抑制にも寄与します。これらの特性から、都市部や庭園での使用に最適な選択肢となります。
特徴 | 説明 |
主原料 | 浄水場の発生土を使用した特殊な土舗装材です。 |
大きな特徴 | 芝生の庭や苔庭を造りたい場合などに最適 |
吸水性・保湿性 | 優れた吸水性と保湿性があり、芝やコケ等の根の浅い植物の育成に適しています。 |
環境への安全性 | 有害物質や化学薬品を含まず、環境に優しい製品 |
省コスト | 自社開発・自社製造でコストパフォーマンスが良い |
耐久性 | 歩行者や自転車が快適に通行できる。 |
リサイクル性 | 使用後、土に戻すことが可能で廃棄が楽 |
価格の目安 | 4000円(20kg/袋) |
カチカチ君
「カチカチ君」という商品は、特殊な固まる土で、水をかけるだけで簡単に固めることができます。この土は、景観を損なわず、長期間効果が持続することが特徴です。雑草の生えるのを防ぎ、ぬかるみや砂ぼこりの問題も解決できます。また、自然な土色をしているため、環境に馴染みやすく、圧縮強度や保水性も優れています。これにより、雨水は地下にしっかり浸透し、植物の成長を妨げません。
特徴 | 説明 |
簡単施工 | 水をかけるだけで簡単に固めることができます。 |
長期間の効果 | 効果が長持ちし、景観を損なうことなく使用できます。 |
環境への配慮 | 自然な土色で環境に馴染みやすく、圧縮強度や保水性が優れています。 |
土壌保護 | ぬかるみや砂ぼこりの問題を解決し、雨水の地下浸透を助け植物の成長を妨げません。 |
価格の目安 | 4000円(20kg/袋) |
マサファルト
マサファルトは主成分が自然由来の真砂土であり、化学薬品を使用せずに製造されているため、人や動物、植物に対する安全性が高いです。
特に雑草の生育を抑え、水溜りやぬかるみを防ぐ効果があります。また、マサファルトは保水性と透水性を兼ね備えており、打ち水効果で周囲の温度を下げることができます。
マサファルトの大きな特徴としては、色の種類が豊富な事です。カラーは、真砂土、赤土、青土、白土、黒土の5種類があります。
特徴 | 説明 |
---|---|
環境への配慮 | 自然由来の真砂土を使用し、化学薬品を含まず製造されるため、環境に優しい。 |
色の種類が豊富 | 真砂土、赤土、青土、白土、黒土の5種類 |
施工の容易さ | 簡単な施工プロセスで、幅広い場所に適用可能。 |
水たまり・ぬかるみ防止 | 保水性が高く、打ち水効果によって地域の温度を下げると共に、水たまりやぬかるみを防ぐ。 |
美観維持 | 自然土の質感を保ちながら、植物や景観に調和しやすい。 |
価格の目安 | 3000円(20kg/袋) |
固まる土のDIYで出来る補修(メンテナンス)のポイント
固まる土は経年劣化が目立つ商品です。ここでは、DIYで行う固まる土の補修のポイントをお伝えします。以下のポイントを押さえることが効果的です。
1.無理やり草を抜こうとしない
固まる土は数年すると、際や端から雑草が生えてきます。この生えてきた草を無理やり根っこから引き抜こうとすると、固まる土が割れたり欠けたりして被害範囲が広がってしまいます。この場合、除草剤などを使って雑草を枯らしてから処理する方が良いでしょう。
2.汚れは優しく取る
デッキブラシブラシや高圧洗浄機は表面が削れてしまうのであまり激しくこすり取らないように、汚れは優しく取り除きしましょう。
3. 亀裂や割れの早期修復
小さな亀裂が見つかった場合は、新しく固まる土を購入してきて、少量追加して割れ目を埋め、さらなる損傷を防ぐとよいでしょう。
4.水はけの改善
水はけが悪いと固まる土が軟化しやすく、劣化が早まります。水はけを良くするために、最初の施工時に地面の勾配を調整するか、排水路を設けるなどの対策を行います。あとから水はけを浴する場合は、固まる土を部分的に取り除いて、穴を掘って排水する方法(雨水浸透桝等)を作ると良いでしょう。
5.表面を再施工
長期間使用していると、固まる土の表面が削れたり割れたりします。追加の固まる土をまいて水をかけ、再度施工します。ただし下の層にくっつかないため、薄く撒かないように注意しましょう。5cmの厚みで再施工すると効果的です。
3年経って分かった固まる土のメリット・デメリット!
固まる土(防草砂)を使用して3年が経過すると、その利点と欠点がより明確になります。この期間を通じて、固まる土の実際の効果と長期的な持続性について具体的な洞察を得ることができます。
メリット
雑草対策での防草効果は抜群に良い!
固まる土は、施工初期から10年経っても非常に高い雑草抑制効果を発揮します。これにより、庭や通路の手入れが格段に楽になります。
2. 歩きやすさが維持される
固まる土は、そもそも舗装材なので、歩きやすさも初期の段階から数年経っても良好です。これにより、雨が降っても地面がドロドロにならなくて済みます。
3.環境と調和して侘び・寂びが感じられる
固まる土の大きな特徴として、自然な見た目を保てることが挙げられます。コケやカビなどが発生しますが、周囲に植木などがあると、自然が好きな人にとっては侘び・寂びとして感じられます。
4.照り返しが少なく表面が熱くなりにくい
固まる土は、コンクリートと違って表面が熱くなったり、照り返しなどが比較的押さえられます。
デメリット
1. 表面の割れやヒビ
使い始めて数年が経過すると、固まる土には割れやヒビが発生しやすくなります。これは100%避けることはできないと思っておいた方が良いでしょう。しかし、大きな損傷とまではいかない場合多いので許容できる人も多いです。
2.持続性の問題
固まる土は経年劣化をしていきます。そのため、何年かごとに追加の施工やメンテナンスが必要になることがあります。固まる土以外の方法をやってみたいという場合のために、廃棄が簡単な商品を選んでおくと良いでしょう。
3. 環境条件の影響
極端な気候や頻繁な雨が降る環境下では、固まる土の劣化が早まることがあります。特に寒冷地では、固まる土の性能が低下しやすいです。
4.廃棄がしにくい
固まる土は廃棄するときに注意が必要です。なぜなら、固まる土は普通の土と違って、セメントなどが混ぜられている商品もあるからです。セメントが混ぜられている商品の場合は、専門業者に処理してもらわないと捨てにくいです。
天然素材系の固まる土の場合は、そのまま庭に廃棄できるので、廃棄が気になる方は天然素材系の固まる土を選ぶと良いでしょう。
固まる土が失敗した理由と対策!
固まる土は便利で多くの場面で活用できますが、時には期待した効果が得られないことがあります。その原因として考えられるものと、その対策について解説します。
1.水が不足して固まらない
固まる土は正しい手順で施工されないと、その効果を十分に発揮できません。例えば、土の厚さが不均一だったり、水が少なすぎると、固まりきらずに割れやすくなります。説明書通りの施工を心がけましょう。
2.水のかけすぎで固まらない。
固まる土を始めて施工するときに、水を与えすぎてセメント成分(固着する成分)が流れてしまってうまく固まらないことがあります。水をかけすぎてもダメなので、水をかけるときは表面が荒れないように、じわっと滲ませるように与えましょう。
3. 環境条件が悪くて固まらなかった
土地の環境によって固まる土の効果が左右されます。特に水はけの悪い地域や、日照条件が不十分な場所では、うまく固まらないことがあります。
4.適切でない場所への施工
全ての固まる土がすべての状況に適しているわけではありません。例えば、駐車場に強度が低い固まる土を使用すると、すぐに損傷する可能性があります。
5.周囲の土が流れてきて雑草が生えてきた
法面前や花壇の前などに施工すると、雨で土がながされてきて、固まる土の上に土砂が堆積します。堆積した土砂から雑草が生えてきます。そのため、施工前に土が流れてこないように見切り材(レンガやブロック)で土をせき止めておきましょう。
6.家の北側に施工した
家の北側に固まる土を利用すると失敗する可能性が高いです。というのは、家の北側は常に陰になっているところが多く、湿ってじめじめしがちです。固まる土を北側で使うと、その湿気で土がうまく固まらなかったり、コケやカビが繁殖しやすいです。そのため、見た目も悪くなりがちです。
固まる土を長持ちさせるには、日の当たる湿気が少ない場所が最適です。
固まる土の使い方Q&A
固まる土について色々調べたけど、分からなくなってしまった人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
そう思っていませんか?
これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
そこで、もしあなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「西原造園の無料相談」がお役に立てるかもしれません。
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