こんにちは。奈良の造園・庭のリフォーム専門店の「西原造園」の西原智です。
庭の人工芝について、カビが生えるのではないかと心配していませんか?
今回は、人工芝にカビが生えるんじゃないかと不安に思っている人のために、どういった状況だと発生してしまうのか、また、その解決方法についてお伝えしたいと思います。
庭に敷く人工芝にカビは生えるのか?
そもそも人工芝にカビって生えるの
そもそもなのですが、人工芝にカビが生えるのか?というと、生える場合もあります。しかし、ほとんどの場合カビの心配はありません。
理由は、近年の人工芝は裏面に穴が空いていて表面には水が溜まらなくなっているためです。水が排水されていく仕様になっているので、カビも生えにくいということですね。
また、高価な人工芝の場合だと、芝の表面を良質なコーティング剤を使用しているメーカーさんがほとんどです。そのコーティングが抗菌・防カビ・防腐効果を発揮してくれています。
実際に、私たち、奈良県の造園・お庭のリフォーム専門店 西原造園で施工させて頂いたお客様でも、人工芝にカビが生えてきたという情報は入ってきておりません。
なので、基本的には人工芝を敷く場合にカビが生えてくる心配をしなくても大丈夫です。
ではどう言った場合に人工芝にカビが生えるのか?
人工芝にカビが生えやすくなる4つの場所とは?
基本的に人工芝はカビが生えにくくなっていますが、しかし条件によっては、カビが生えることもあります。
基本的にカビは、空気と湿気さえあればどんな場所でも発生するものです。湿気の多い梅雨の時期などは、いつも以上にカビは生えやすくなってしまいます。
とくに下記のような場所だとカビが生えてくる可能性があります
日当たりが悪いところ
カビは、湿気がある場所を好みます。そのため、家の影などで、常に日が当たらない場所だと湿気がたまり、カビが生えやすくなります。
風通しが悪いところ
カビが生えやすいところとして、風通しが悪いところもカビが生えやすいです。なぜかというと、雨なので地面がぬれても風通しが悪いと、地面がなかなか乾燥してくれないからです。
お風呂上りにドライヤーで髪を乾かしますよね。ドライヤーをかける理由の一つは、雑菌の繁殖を防ぐためですよね。
お庭でも同じで、風通しが悪いとドライヤーが当たらない状態になるので、カビが繁殖しやすくなるというわけです。
水たまりができやすいところ
水たまりができやすいということは、水はけが悪いということです。つまり、湿気が多くなるということですね。そのような場所だと当然のことながら、カビが生えやすくなります。
特に、人工芝でカビが生える多くの場合は、水たまりに浸かっていてカビが生えくるというパターンが多いです。
表面がでこぼこのところ
これはどういうことかというと、地面の表面がデコボコだと水たまりが発生しやすくなるためです。なので、デコボコな場所で、水はけが悪く水たまりができるような場所に人工芝を敷くと、カビが生えやすくなるということです。
以上のように、人工芝のカビの発生については、施行する場所そのものがカビが発生しやすい状態だと、当然のことながらカビもまた生えてきやすくなるということです。
人工芝のカビ対策は?
これまでに、カビが生えてくる場所はどんな場所だと生えてきやすいのか?についてお話させていただきました。
次に、人工芝にカビが生えないようにするにはどうすればよいのか?についてお話します。
人工芝を敷く場所の水はけを良くする
まず確認しなくてはいけないのが、人工芝を敷きたいと思っている場所の水はけです。
水はけの良い土の上に敷くのであれば、特に問題はないといえます。
しかし、水たまりができてしまったときに、長時間水が引かないという場合は、その上にそのまま人工芝を敷いてしまうとカビが発生する原因になってしまいます。
よくあるのは、地面が粘土質の場合水はけは悪いです。地面に水がなかなか浸透していかないので、表面に水が溜まった状態になります。
また、水勾配(水が流れるように傾斜をつけること)がとれていないところに敷くのも注意が必要です。通常水勾配は雨水桝に向かってとられるので、雨水桝に向かって傾斜がついていあない場合は水が溜まりやすいです。
もし、お庭の水はけが悪い場合は、人工芝を敷く前に、水はけを改善することが先決です。
例えば、お庭の地面に水勾配をつけたり、水はけの良い土に変えてから人工芝を敷くとカビは生えにくくなるでしょう。
お庭の水はけ対策の具体的な方法については下記の記事を参考にしてみてください。
防カビの人工芝の効果は?
人工芝にもいろいろありますが、例えば、いつでもgreen人工芝のように、防カビや抗菌の加工がされた人工芝もあります。
抗菌効果で雑菌の繁殖を抑えることができます。こういった商品を選ぶことで、カビが発生するリスクを減らすことができます。
価格も安価なので、DIYで人工芝を敷きたい方にはお勧めです。
(PR)人工芝 いつでもGreen
いつでもgreen以外にも、リアルな人工芝や、フカフカする人工芝、丈夫で長持ちする人工芝などがあります。
このような高価な人工芝の場合でも、良いコーティング剤を使用しているメーカーさんが多いです。
なので、高価なものであっても抗菌・防カビ・防腐効果が高いので、安心して購入して頂いても問題ないでしょう。
ちなみに、高価な人工芝のメーカーさんは、どのメーカーさんもこだわりが強く、良いものを作ろうと必死なので、長持ちさせたい場合は高価なものの方がおすすめです。
ある程度の手入れをする
天然芝に比べて、人工芝はほとんど手入れの必要はないのですが、湿度の管理はしておいたほうが良いでしょう。
ゴミやホコリをそのままにしておくと湿気がたまってしまい、そこからカビが生えてしまうことも考えられます。
極端な手入れの必要はもちろんありませんが、ゴミやホコリはデッキブラシで掃いたり、泥水などは水で流したり、多少のメンテナンスをしてあげれば、カビの発生も抑えられ、人工芝も長持ちしてくれます。
防草シートを敷いて人工芝を敷いた場合にカビは生える?
人工芝を敷く場合、下に防草シートを敷いておかないと、雑草が生えてきます。なので、人工芝を敷く場合は防草シートとセットで敷くことをお勧めします。
でも、防草シートを敷くと水はけが悪くなるのでは?とおもわれるかもしれません。
ほとんどの場合、防草シートは水を透します。人工芝は布状にできているので、基本的には水は地面に浸透していくというわけです。
なので、防草シートが原因でカビが生えてくるということは、まずないのでご安心ください。
ですが、大事なことが1つだけあります。
それは、前述のとおり、地面の排水性を良くしておくことです。防草シートがいくら水が溜まることはないといっても、地面の排水性が悪いと、防草シートの上でも水がたまります。
なので、何はともあれ地面の排水性を高めることが最も大切だということです。
コンクリートに人工芝を敷いた場合カビは生える?
人工芝であれば、敷く場所が土だけでなく、アスファルトなどでも使用することができます。庭だけでなく、ベランダやバルコニー、室内に敷くことも可能です。
当然、コンクリートの上にも人工芝を敷くことが可能です。
では、コンクリートの上に人工芝を敷いた場合カビは生えるのか?
こちらも、コンクリートそのものの排水性が悪いとカビが生えやすくなります。とはいえ、人工芝にカビが生えてくるというよりは、コンクリートにカビが生えてくると考えて頂いたほうが良いでしょう。
特に、北側で常に家の影になっているコンクリートや、そもそもコンクリートの上にカビが生えている場合などは、当然人工芝を敷いてもカビは生えてくるでしょう。
地面の場合は、掘ったり土をいれたり、スコップやトンボで慣らして水勾配をつけたり、あとから地面を操作することがかのうです。
しかし、コンクリートの場合だと、対処が非常に難しくなります。
そのことから、すでにカビの生えているコンクリートの上に人工芝を敷くのはあまりお勧めできません。
新しく作ったコンクリートでも、人工芝を敷く場合は、日当たり、風通し、湿気がないかどうか確認してから敷くことをお勧めします。
人工芝について、色々調べけど、結局どうすればよいのか分からな人へ
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庭の人工芝にカビは生える?のまとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、人工芝のカビについてお伝えしました。
基本的に人工芝はカビが生えにくいので、安心してお庭に敷いて頂ければと思います。
また、カビが生えてくる来ないしにても、地面そのもの排水が非常に大切です。
要するに、人工芝を敷く場合は下処理で排水性を高めておくと、安心して過ごせるということですね。
これから人工芝を敷こうと思っている方、人工芝に興味を持っている方、ぜひ、今後の参考にしてみてください。