「庭が荒れているので、庭を改造して、もっと管理が楽で小ぎれいにしておきたい」と考えていませんか?
こんにちは、奈良県の庭の改造・リフォーム専門の造園業者「西原造園」の宮原圧志です。
知らない間に植木が大きすぎてどうにも手が付けられなくなった。自分で庭を改造しようと考えているけどどうしたらいいのか分からない。
漠然としたイメージはあっても、いざ考えてみようとすると具体的なことがちっともわからずに悩んでしまいませんか?
「どんな方法があるか想像がつかないし、素人なのでどうしたらよいの分からない……」とお困りの方もいるかと思います。
今回はそんなあなたのために、お庭の改造をする時に知っておきたい注意点をご紹介します。
お庭の改造をする前に知っておくべき事とは?
お庭を改造をしようと考得たときに、少しだけ花壇が欲しい、防草シートを敷きたいけど植木も少し残したい、ウッドデッキが腐って危ないので壊したいけど、その後どうすればよいのか分からない。
などなど、人によってそのお庭をどう改造したいか、それぞれ理想のお庭のイメージが違ってきますよね。
当然のことながら我々プロにご依頼頂くお客様も、それぞれお悩みが違います。なので、一概にこうしたらよいと言事は非常にお伝えしづらいところでもあります。
しかし、お庭を改造するにあたって私達造園屋がいつも考慮しているポイントがあるんですね。それは何かというと…
数年後どうなるか
お庭を改造するときに一番最初に考えておくべき事、それは何かというと、作った後「数年後どうなるか?」という事です。
なぜなのかというと、新しくしたいなと考えたときに、「オシャレなお庭にしたいな!」とか「なるべくお金をかけないお庭にしたいな」と色々と考える事かと思います。そう思われるのも無理のないことです。
とはいえ、例えば、天然の木を使ってウッドデッキを作ったけど腐ってしまった。防草シートを敷いたのに、以前の状態と変わらないぐらい草が生えてくる。固まる土を敷いたけど、割れたり剥がれたりして汚くなった。人工芝を敷いたけど、雑草が生えてきたり、ヘタってボロボロになってきた。
などなど、また工事をやり直さないといけなくなるなんて事が発生してきます。
なので、どんなお庭にするせよ、数年後どうなるか?まで知ってお庭を改造することで、お金も手間も無駄にせずに済みます。
そこで次に、よくあるお庭の改造パターン別に、知っておきたい注意点をご紹介していきます。
お庭の改造パターン1『防草シート』の注意点
放っておくとどんどん雑草が生えていく庭を、ひとまずなんとかしたい。お庭の改造で最も解決したい問題がお庭の雑草ですよね。そんな時に役立つのが防草シートです。
ここでは、防草を使うときに知っておきたいポイントについてお話します。
防草シートは不織布を使う
防草シートを敷けば、とりあえず雑草が生えてこないでしょと思われる方も少ないないと思います。
実は、一概に防草シートと言っても様々な種類があります。大きく分けると、「織布の防草シート」と「不織布の防草シート」があります。
織布の防草シート
次の写真は「織布」の防草シートです。
織布の防草シートとは、文字通り、織って作られている防草シートです。
実はこの「織布」の防草シートは、経年劣化がはげしく、数年後に雑草が地面から突き破ってきます。原因は、
- 紫外線に弱いので、破れやすくなる。
- 織り目があるため、隙間ができます。その隙間から、太陽光が入り込み、雑草は光合成をする。
- 織り目の隙間から、雑草が突き破って生えてくる。
などなどがあげられます。
実際に雑草を突き破っている写真がこちら。
このように雑草が防草シートを突き破って生えてきます。
お値段が安い反面、織布の防草シートは早ければ1年後にには雑草が生えてきます。なので、プロは織布の防草シートをお勧めしません。
不織布の防草シート
織布の防草シートがだめなら、何にすればよいのか?もうお分かりかと思いますが、「不織布」の防草シートを使うと、破れにくく、経年劣化も抑えることができます。
不織布の防草シートは、折り目がないため、隙間ができません。強いて言うなら、防草シートと防草シートのつなぎ目と、防草シートと構造物との境目にわずかに隙間ができます。
とはいえ、つなぎ目はテープを張ることで雑草を防ぐことができます。
じゃあ、不織布の防草シートが完璧じゃん!と思われるかもしれませんが、そうでもありません。
なぜなら、雨が降って防草シートの上に土が流れてくると、防草シートの上にだんだん土が溜まってきます。防草シートの上にたまった土に雑草は根を張り、生え茂ります。
つまり、防草シートに土が流れてこないようにする必要があるという事です。
ちなみに、業者さんに依頼したら大丈夫と思われるかもしれませんが、業者さんがこれらの事を知らない事も多々あります。
また、作業する職人さんがこのことを知らずに施工を行うこともよくあるので、業者さんに依頼する場合は、細かな作業ポイントまで聞いておくとよいでしょう。
ちなみに防草シートについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
お庭の改造パターン2『人工芝』の注意点
お庭を改造したいなと考えたときに、人気なのが人工芝ですよね。
「人工芝は、天然芝同様のクッション性を持ちながらも管理が容易であることが最大の特徴です。天然芝のように手入れをする必要がないので、管理がいりません。
耐久性も高く一度敷き詰めると7~10年程もつものもあるので、ウッドチップのように定期的に入れ替える必要もありません。気になるゴミは箒や掃除機でさっと取り除くことが出来ますし、汚れが気になった時には水で洗い流すことも出来ます。
ほぼメンテナンスフリーで綺麗な景観を保てるのが人工芝の魅力ですね。
人工芝の注意点
そんな人工芝ですが、注意しないといけないことがあります。
それは何かというと、人工芝を地面の上に直接敷いてはいけないという事です。
これはどういう事かというと、人工芝には排水用の穴が空いています。次の写真をご覧ください。
このような、5ミリほどの小さなが穴が空いていてい、雨が降るとこの穴から水が抜けていき、人工芝の上に水が溜まらないようになっています。
排水性がよくなる半面、悪影響をおよぼふことがあります。
それは、人工芝を地面に直接敷くと、この穴から雑草が生えてくるという事です。
侮らないで下さいね!こんな小さな穴からでも数年経つと雑草がブワっと生えてきます。
また、人工芝にはつなぎ目が必ずできます。これもまた、地面に直接人工芝を敷いていると、つなぎ目から雑草がブワっと生えてきます。
そこで、どうすれば良いかというと、防草シートを敷くことです。人工芝のを敷く前に防草シートを敷いておくことで、排水用の穴やつなぎ目から雑草が生えてくることを防ぐことができます。
もちろん防草シートは不織布の防草シートを敷きましょう。
もっと詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてもらうと、さらに理解が深まりますので、ぜひご覧くださいね。
高い人工芝と安い人工芝の違いは?
少しでも安い人工芝を使いたい方という方も多いかと思います。予算には限りがあるので、そう思われる野茂の無理のない事でしょう。
とはいえ、安い人工芝には当然のことながら、それなりに欠点もあるので注意が必要です。
安価な人工芝
特に、安い人工芝は、裏地が薄いためクッション性がかなり下がります。高品質なものと比べると、フカフカ感がほとんどありません。
また裏地のコーティングが合成ゴム(SRB)でできています。この合成ごむですが、太陽の熱や紫外線や雨などに弱いのです。それにより、ちぢみが生じ、敷いてから1年もたたない間に10センチも縮んだなんて事例もあります。
それだけではなく、芝の葉がヘたりやすく、経年劣化で抜けやすくなります。物の1年もたたない間に、フカフカ感が損なわれててきます。
特に玄関先で踏みつけるところに敷いていると、踏みつけで人工芝が下がり、さらに雨が降ると、縮んだ人工芝の隙間から地面の土が流れてきます。
そうなると、人工芝の上に雑草が生えてきます。これをずっと放置すると、そこに人工芝があったのかどうか分からなくなるくらい、雑草が生えてきます。
とはいえ、その値段の安さは魅力的ではあるので、これらの事を許容できるなと考えられる場合は、利用するのもありでしょう。
高品質な人工芝
反面、高品質な人工芝の場合は裏面がポリウレタン(PU)でできています。
裏面がポリウレタン加工をされている人工芝は、縮が少なく、耐久性があることが主な特徴です。
また、芝の葉も形状記憶型のものが多く、ヘたりにくくなっています。芝の葉の密度も高いため、いつまでもフカフカ感が保てます。
先々のことまで、考えた場合高品質な人工芝を使っておくと再工事の心配もないので、安心でしょう。
※ちなみに、僕達、奈良県のお庭のリフォーム業者西原造園では、安価な人工芝も高品質な人工芝も、お客さんの考えに合わせてどちらでも選んで頂けるようにはしてます。
人工芝についてもう少し詳しく知らいたいよという方は次の記事を参考にしてみてください。
お庭の改造パターン3『ウッドデッキ』の注意点
自然のあたたかみがある風合いを演出することが出来るウッドデッキ。
ウッドデッキがあると、洗濯物がほしやすなったり、温かい日光を浴びながら日向ぼっこもすることができますよね。
ペットや子供の遊び場にしたり、お友達をよんでBBQで団欒のひとときを過ごしたりするのも良いでしょう。
そんな自然と調和した色味と質感で、癒しの空間を作ることが出来るウッドデッキ。
このウッドデッキを導入するときにもやはり注意が必要です。
ウッドデッキの注意点。天然木
ウッドデッキには大きく分けると、天然の木を使う方法と、樹脂などの人工木を使って作る方法があります。
結論から申し上げますと、人工木を使う方が管理がほとんどかからないのでお勧めです。
というのは、天然木の場合、本物の木になので完成した当初はとても見た目が心地よく、自然の雰囲気を楽しみむことができます。
とくに住宅が木造住宅だと、お家の中の雰囲気と合わせる事ができるので、デザイン的にも非常にマッチします。
反面、天然木は設置した当初は、鮮やかな色をしていますが、ものの1年ほどで黒ずんできます。天然木の宿命ですね。
それだけならまだしも、10年15年経つと腐ってきて、白アリの巣窟になる事もよくあります。住宅にとって白アリは天敵です。
実際の写真がこちら。
写真のように、土台の部分まで白蟻が来て腐ってしまうと、ウッドっデッキの上を歩くことが非常に危険にあなります。
こちらは、床板を取り外す前の写真ですが、このように床板がズレて、今にも床が抜けてしまいそうな状態でした。
特に、ウッドデッキの前に大きな木があり、ウッドデッキが常に陰っている場合は注意が必要です。
というのは、雨が降るとウッドデッキの上に水が溜まります。日が当たらないと、すごく乾きにくくなります。ようするに、ジメジメと湿気ている状態になるわけです。白アリは湿気たところが大好きなので、繁殖しやすくなるわけです。
またシロアリだけでなく、木は水分が多くなるとより腐りやすくなります。
そうならないために、天然木でウッドデッキを作った場合は、塗装を施す必要があります。塗装をすることで、ある程度の劣化を防ぐことができます。
とはいえ、最低でも3年に1度くらい、長持ちさせるなら半年もしくは1年に1回は塗りなおしたいところです。
そんなことから、天然木でウッドデッキを作ることはお客さんにとって非常にリスクが高いので、私達「奈良県の西原造園」では、天然木でウッドデッキを作ることはお勧めしておりません。
人工木のウッドデッキ
人口木の場合は天然木の欠点をカバーすることが出来ます。
主に樹脂でできており、腐るという事がありません。また、最近のウッドデッキだと木粉が入っていたりと、人工とはいえ、非常に天然の木の質感と変わらない風合いを出す事ができます。
メンテナンスが不要な事と、耐久性も良い事が特徴です。
とはいえ、デメリットもあります。夏場には直射日光がウッドデッキにあたると表面が熱くなる。素足ではとても歩けないほどに熱を持つので、注意が必要です。
また、日陰で湿気が多いと、ウッドデッキの表面が黒ずんでカビが生えてきやすくなります。
経年劣化としては、ウッドデッキの床板が、たわんで雨が降ると水たまりができやすくなります。
この場合の対策は、ウッドデッキにテラスを取り付けることで、雨がウッドデッキに当たらないようにすると解消されます。
屋根のカーテンで日陰を作ることができ、夏場でもウッドデッキの床が熱くなりにくくなるので、ウッドデッキをお考えの場合は、テラスも一緒に考えておくことがおすすめです。
ちなみに、おうちでアウトドア気分を楽しみたいという方もいるかもしれませんが、残念ながらウッドデッキの上にバーベキューコンロを置くのは不向きです。焦げ付いたり、こぼしたものが染みになったりという心配があるからです。
とはいえ、お家を持つなら導入したいウッドデッキ!総合的にみると、デメリットよりもメリットの方が大きいので、「なるほど数年経つとそんなことが起こるんだな」とデメリットは頭の片隅において、導入するとよいでしょう。
ウッドデッキは洗濯物を干す以外にも、こんな使い方もできますよ!
お庭の改造パターン4『タイルデッキ』の注意点
タイルデッキは、ウッドデッキと同様に洗濯物が干しやすいです。
また、タイルのもつ光沢感を生かしたモダンな雰囲気があるので、高級感のあるお庭になります。タイルは好みの色味を選べるのでおしゃれ好きの方にもおすすめです。
ホテルライクな空間を演出する事もでき、自宅に居ながらリゾート地にいるかのような体験ができるのもその魅力一つです。
また、しっかりとした丈夫さがあり手入れも楽ですので、趣味を楽しむのにももってこいの場所になるでしょう。
メリット
タイルデッキは雨風に強く、人口木のウッドデッキよりもさらに丈夫で劣化しづらいです。害虫の影響も受けず、経年劣化はほぼありませんので半永久的な耐久性があります。
万が一ひび割れ等が生じても、一部だけを取り換えることが出来るのも利点です。
ウッドデッキではバーベキューは不向きとご説明しましたが、タイルデッキなら汚れが染み込むこともなく掃除もしやすいのでとてもオススメです。
デメリット
タイルデッキは人口木のウッドデッキと同様に夏は高温になってしまい、照り返しも強いです。特に南側で日当たりが良いところにタイルデッキを作って、さらにタイルの色を白にした場合、目を開け続けるのが辛いくらい、光が反射します。
お家の壁が白の場合は、特にきつくなります。この場合は、テラスも同時に作って屋根で日差しを遮るとよいです。
他にも、雨が降って濡れている場合や、寒冷地で冬場の積雪・凍結時には滑りやすくなることにも注意が必要です。
また、ウッドデッキと違って、リビングからフラット出入りすることができません。一段ほど下がった位置にデッキが来たり、タイルデッキと家の基礎との間に、10センチほど隙間を開けないといけなくなる場合があります。
その理由は、家の基礎にある通気口を防いでしまうためです。特に最近の住宅は、土台となる木と基礎との間にパッキンを挟んで通気させることが一般的になっています。
タイルデッキをサッシの下いっぱいまでもっと来るとなると、この通気口防いでしますことになります。すると、床下の通気性が悪くなり、湿気が溜まりやすくなるのです。
なので、タイルデッキをする時は、この通気口を防がないように施工する必要があるので、基礎との間に隙間が出来たり、一段下げないといけなくなったりするわけです。
とはいえ、ウッドデッキよりもバリエーションが豊なこともあり、頑丈ですしメンテナンスも少ない分、多少の段差は気にならないよという方にはお勧めです。
タイルデッキについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
お庭の改造パターン5『インターロッキング』の注意点
インターロッキングとは、嚙み合わせるという意味があり、お庭の工事では床の施工でコンクリート製品を使った施工方法の1つです。
公園の舗装等でもよく見られる、レンガのようなブロックを並べた手法がインターロッキングです。
地面が土の状態だと、雨が降るとぬかるんで靴がびちょびちょになり、お庭に出ることが億劫になりますよね。ましてや洗濯物をお庭に干す場合、地面が土だと洗濯物が落ちて泥が付いたり、スリッパだと歩きにくいので、洗濯物を干すことすら嫌になりますよね。
そんな時に活躍するのがインターロッキングです。
インターロッキングの特徴
インターロッキングは正式にはインターロッキングブロックと言い、『インターロッキング』には「かみ合わせる」という意味があります。
コンクリート製のブロックをかみ合わせて並べることで荷重が分散され、コンクリート舗装をするよりも柔軟性が生まれます。
メリット
インターロッキングの魅力は、まずは何と言ってもレンガ調のような見栄えです。
インターロッキングブロックには色や形に様々なバリエーションがあります。どれを選ぶか、どんな風に並べるかによって見た目の印象がガラリと変わるので、おしゃれで個性のあるお庭を造ることが可能です。
また、レンガよりも安価ですが十分な丈夫さがあります。照り返しも少なく、コンクリート舗装するよりも眩しさや表面温度が抑えられます。
種類が豊富なのは見た目だけではありません。インターロッキングブロックには様々な性能を持つものがあります。『透水性』『遮熱性』『保水性』『植生用』等の環境に配慮されたものもあり、景観や効果に応じて選ぶことが出来ます。
デメリット
柔軟性のあるインターロッキングですが、一部分に頻繁に負荷がかかりすぎると凸凹のある不陸(ふりく)という状態になってしまいます。
特に、駐車場にインターロッキングをすることはお勧めしません。最初の数年は、そのオシャレさもあり良いように見えますが、タイヤが乗るところがだんだんと沈んでいき、レンガががたつき始めます。
気になって、車がとめにくくなり、しまいにはレンガが取れてしまうこともあります。
駐車場にレンガやコンクリート平板を使う場合は、下地にコンクリート敷いしいて頑丈にします。そして、レンガの据え付けは、砂ではなくセメントを使って固定させましょう。
そすれば、駐車場でも不陸を起こさなくて済みます。
排水性は高めておく
インターロッキングで使われるコンクリート製品は、排水性の高い商品もあります。製品の内部を水が浸透して排水してしくものもあります。
また、目地の隙間から排水されるので、比較的水はけは良い方です。
とはいえ、大雨がふるとオーバーフローして、水がはけていくスピードが追い付かなくなります。
また、目地が土汚れなどで詰まってしまうと、排水されずに水たまりになるなんてこともあります。
そのため、水たまりにならないようにするために、インターロッキング全面に傾斜(勾配)をつけて水はけを良くしておく必要があります。
また水が流れていく先を作ってあげることも重要です。例えば、勾配をつけても排水先がなければ、行きついた先で水が溜まってしまします。なので基本的には、雨水桝に向かって水勾配をつけて、雨水桝から排水させるようにすることがポイントなります。
雨水枡がない場合は、新たに雨水桝を取り付けると排水させることができます。
お庭の水はけについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
これらの問題を解決するためにはしっかりとした下地作りが必要となりますが、そのためには専門的な技術が必要になるのでDIYでは難易度がかなり高いです。
ちなみに、目地を土で埋めるのはお勧めできません。というのは当然のことながら目地から雑草が生えてくるからです。
またよくある姿として、せっかく綺麗なインターロッキングにしたにのも関わらず、土が流れてきて、年数がたつとインターロッキング全面が土で覆われてしまったなんてことも起こりえます。
なので、インターロッキングの横に土が来る場合は、必ずインタロッキングの方を高くして土が流れてこないようにせき止めておくことが大切です。
固まる土
雑草対策で防草シートや人工芝以外にも人になるのが、固まる土です。
土の質感を残しながら、雑草対策ができるので、自然な雰囲気のあるお庭が良いけど、管理を楽にしたいという方にお勧めです。
そんな固まる土ですが、防草効果も高く、DIYでも簡単に施工できることが魅力的です。
何と言っても、防草シートや人工芝、砂利などに比べると、落ち葉掃除が圧倒的にしやすいです。地面がフラットに固まっているので、落ち葉が余計なものに引っかからず、竹箒で落ち葉を一気に集めることができます。
そんな固まる土ですが、注意点があります。
固まる土の注意点
固まる土は素人でも施工しやすいというメリットがあります。
しかし、数年後に「割れ」や「欠け」が出てきたり、固まっていないところがあって、カサカサになって見た目が悪くなった、というお話も良く聞きます。
施工方法としては、水をかければよいだけではあるのですが、水の量が甘かったり、全体にかかってなかったり、固まる土が薄く敷いてあったりすると割れたり欠けたりしやすくなります。
特に、通路や駐車場など、荷重がかかりやすい所では、プロが施工しても割れ欠けが出てきます。固まる土はコンクリートやインターロッキングほどの強度はないので、普段人が歩いたり車の乗るところでの使用はお勧めできません。
なので、植木の植え込みの中などに使うことがおすすめです。
排水性はあまりよくない
また注意点として、雨が降ると、多少の雨なら固まる土に浸透していきますが、雨の量が多い日は浸透せずに水たまりが出来てしまいます。
固まる「土」とはいえ、どちらかというとコンクリートに近いので、使う場合は水勾配を取っておくことが大切です。
少しわかりにくいですが、赤丸のところに水たまりが出来てしまっています。
お庭が大きいお家で、雨水桝まで勾配が取れない場合などに起きやすくなります。
こういった場合は、地面に穴をあけて、土の中に自然排水させると水たまりが消えていきます。
とはいえ、地面が粘土質だとなかなか排水されずに、穴に水が溜まったままの状態になるので、その場合は専門家に相談して、対処法を教えてもらうとよいでしょう。
お庭の改造方法について色々調べけど、自分ではできそうにない人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
そう思っていませんか?
これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
そこで、もしあなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「西原造園の無料相談」がお役に立てるかもしれません。
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今月はあと4名
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まとめ
いかがでしたか?
今回は庭を改造する前に知っておきたい注意点についてお話しました。
ライフスタイルや趣味に合わせたお庭のある生活を考えると、なんだか楽しくなってワクワクしますよね。
とはいえ、先にどうなるかも考えておくことで、再工事の心配もなくなります。
「自宅の庭でこんな生活をしてみたいなあ!」と夢が広がって来た方は、ぜひとも今回の記事を参考にして、ご自身のイメージにあったお庭にしてみてください。