庭に洗濯物を干すスペースがなくて困っていませんか?また、洗濯物を干せるようになっても突然の雨で洗濯物が濡れたりしないか心配になったりもしますよね。
そこでここでは、私達奈良県の西原造園が実際に行った工事を元に、サンルームにして、洗濯物が干しやすい庭にする方法についてお伝えします。
今回ご紹介するのは奈良県奈良市にお住まいので悩まれていた松田様です。
松田様は、「お庭が荒れていて嫌で、お洗濯物も干せるようにしたくて…」と仰っていました。
そのお庭がどのように変身したかというと…
松田様が抱えられていたお悩みと問題点
お庭から草が生えてきて草引きが大変だった
草を引いてはまた生えてきての繰り返しなのできりがない…
お洗濯物を外に干して、夕方お仕事からお帰りになられるまでに雨が降るとまた洗濯しないといけなくなる…
お洗濯物を干せるようにお庭のスペースを使われたかった
お家の中でお洗濯物を干すにももう少しスペースがあればとお考えだった
使用していないスペースを有効活用されたかった
このお家の問題に対する処方箋
こんにちは。西原造園の西原智です。今回は、使用していないスペースを有効活用できるようにされた松田様のお話です。
ご相談頂く前に、松田様はお洗濯物を干すスペースがもう少しあればと悩まれていました。
そこで何とかならいものかと、弊社にご相談頂きました。
現地調査に行って、松田様のご相談を伺い、実際にお庭を見てみると、広いお庭のスペースがあり、土のままだったため草が生えてきている状態でした。
草引きをしても、来週にはまた生えてきているという状態が続いていたのできりがなかったそうです。
ご夫婦共お仕事をされている為、「お洗濯物を干すスペースがもう少しあれば助かるのですが…」ということでした。
そこで松田様には、サンルームを取付けてお子様も遊べて、お洗濯物も干せるスペースにしてはどうかというご提案をさせて頂きました。
この問題をどうやって改善したのか?
解決ポイント1 雑草が生えてこないようにして、草引きにかかっていた時間と体力を削減
松田様の一番のお悩みは、草引きが大変でなんとかしたいということでした。
草を引いてもすぐにまた生えてくるのできりがなく何とかされたいという状況でした。松田様のご意向やご家族構成、普段のライフスタイルなどを伺い松田様にとってどのような方法が1番良いかをお話を交えながら少しづつ決めていきました。
お話の結果、最初はお庭としてのスペースで少しおしゃれな石を敷いたりというご提案もさせていただきましたが、普段の生活や家事を楽にしながら有効活用できるスペースにする為に、大きめのサンルームを取付けるご提案をさせていただきました。
サンルームの下から雑草が生えてこないようにする為に、下には防草シートを張り砂利を入れて施工しました。
草を撤去して土を掘って、整地という作業をしていきます。この作業をすることで地面に傾斜を付けて、家側に雨水が溜まらないように施工していきます。
防草シートを張り、ピンで留めていきます。打ったピンの穴からも雑草が出てきますのでピンを打ってから上に粘着テープで留めていきます。同様にシートの繋目からも草が出てきにくいようにする為に粘着テープで留めていきます。
シートの上に砂利を入れて完成です。今回はサンルームの範囲だけ雑草対策をしました。
シートの端っこは土が流れ込まないように角材でシートを跳ね上げてあります。
これで、サンルームやウッドデッキの下から雑草が生えてくることも無くなります。この範囲だけでも草引きが無くなるだけでだいぶ楽になったと喜んで頂けました。
解決ポイント2 雨が降ってもお洗濯物を干すことができるように家事の効率を上げる
松田様は雑草のお悩み以外にも、お洗濯物を干すスペースがもう少しあると助かるということでした。
お子様も3人おいでで、共働きとなると週末にお洗濯物をするとかなりの量になり、干すスペースが足りなくなっていたそうです。
また、平日にお洗濯物を干すとお帰りになられるまでに夕立でせっかく干したお洗濯物がまたやり直しになったり、部屋干しだとスペースが足りないなどということもあったようです。
そこで、お忙しいご夫婦の為に大きめのサンルームを取付けてお洗濯物を干せるようにしてはどうかというご提案をさせていただきました。
最初は木目調のサンルームをご希望でしたが、ご予算内でいくとデザインを優先するか、デザインよりも広さを優先するか色々なパターンで実際に取付けた事を想定したうえでお話を交えていきました。
サンルームの中をウッドデッキにするか、タイルデッキにするかなどもご相談に乗らせて頂きながら、ご予算と耐久性、各メリットとデメリットをお話させて頂き、松田様は木目調のタイプではなく広さを優先することに決定しました。
お洗濯物を干すために換気の事も考え網戸も取付ました。竿掛けの高さも奥様に実際見て頂き、干しやすい高さに完全オーダーで設定しました。
お留守中でもサンルームを網戸にしてお洗濯物を干しておけば十分乾きますし、万が一の夕立も全く問題ありません。
リビングからフラットでサンルームに出られるので、気兼ねなくお洗濯物も干せるようになりました。
6帖のお部屋が1室増えたような感じになり、日差しを入れたいときは天井に取り付けた日除けを空けておき、夏の日差しをカットしたい時は日除けのカーテンを閉めておけば、光は入るが熱は入りにくくなるのでエアコンの効果もよくなります。
ウッドデッキの下から虫や風が入ってきたりということもないようにデッキの隙間は全て塞いであります。
冬場も天井から日差しだけを入れる事ができるので、暖かい日には日向ぼっこもできます。
完成後の週末には「早速大量にお洗濯物が干せて本当に気持ちいいです!」と喜んで頂きました。
解決ポイント3 キッチンで作業しながら目の届く場所でお子様が遊べるように
松田様には小さいお子様がおいでです。奥様がキッチンで作業されている間にお子様が目の届く範囲内で遊んでくれていると安心できます。
今回サンルームを取付けた場所はキッチンの横のスペースですので、キッチンで作業されていてもすぐ横で遊んでくれているので目が届きます。
お洗濯物も干せて、お子様を遊ばせられるスペースにもなったので全く使用されていなかったスペースが有効活用できるスペースに変わりました。
最後に玄関周りの洗浄をして新築時のような状態に戻りました。