庭に柵がなくて子供を安全に遊ばせられないと感じていませんか?
そこでここでは、私達奈良県の西原造園が実際に行った工事を元に、庭に柵をして子供が安全に遊べるようになった事例についてお伝えします。
今回ご紹介するのは奈良県奈良市にお住まいのお庭の管理とお子様が落下しないか心配で悩まれていたK様です。
K様は、「子供が高さのあるところから落ちないか心配で…あと草引きや芝刈りもすごく大変で…」と仰っていました。
そのお庭がどのように変身したかというと…
K様が抱えられていたお悩みと問題点
ご自分では芝生が手に負えないぐらい茂ってしまっていた
子育てとお仕事をされながら芝刈りや草引きをするのが大変
リビングの窓に庇が無かったため、窓を開けている時に急な雨が降るとリビングに吹き込む
お子様が玄関ポーチや段差のある場所から落ちると危険だから何とかされたかった
道路からお庭に目線が入ってしまうので、目隠しを取付けたかった
このお家の問題に対する処方箋
こんにちは。西原造園の西原智です。今回は、お子様がケガをしないように落下防止の柵とお庭の雑草対策、テラスの取り付けをされたK様のお話です。
ご相談頂く前に、K様はお庭の雑草や雨の吹込み、雨がベランダに落ちる音がうるさくてと悩まれていました。
そこで何とかならいものかと、弊社にご相談頂きました。
現地調査に行って、K様のご相談を伺い、実際にお庭を見てみると、芝生が元気いっぱいに育っている状態でした。
K様はご夫婦共お仕事をされながら子育てをしつつ、週末の空いたお時間に草引きや芝刈りをされていたそうです。
また、実際にお子様が一度落下してお怪我をされたそうで、落下しないようにしておかないと安心してお庭で遊ばせられないということで、落下防止の柵と、雨除けのテラス、裏のお庭はコンクリートにされてはどうかとお伝えさせていただきました。
この問題をどうやって改善したのか?
解決ポイント1 庭に柵を取付けて子供が安全に遊べる環境に
K様は「玄関ポーチからお子様が落下しそうで心配…」という問題も抱えられていました。
実際に無料診断にお伺いした時にお子様がお出迎えしてくれて、タイルの高さから花壇に落ちかけて冷やっとしました。「お子様が落ちないように」と、奥様が植木を植えられたそうです。
植木を植えてからは何と蜂が寄ってきたそうです。「危険の連続で…」ということで、植木を抜いてしまい、手摺りを取付ける提案をさせていただきました。
奥様からのご依頼で「毎日見る箇所なので手摺りは少しおしゃれにしたいです」ということでお家の雰囲気と玄関扉の雰囲気に合わせアイアンの手摺りを取付けました。
手摺りの間にはオーナメントを取付けてお子様が顔を出せないようにしました。これで落下防止の対策もばっちりです。
解決ポイント2 子供の落下防止のために目隠しフェンスを取りつける
K様は雑草や芝生の管理以外にも、道路からお庭への目線が入るという問題も抱えられていました。
芝生でお子様を遊ばせたりバーベキューをしていても道路から丸見えになってしまう上に、お子様がお庭から落ちたら大変です。
そうならないように、目隠しフェンスと落下防止のフェンスを取付けてはどうかというご提案をさせていただきました。
測量の際に実際にお庭でお過ごし頂き、実際にフェンスを取付けた場合に必要な高さなどを見て頂きました。
こちらは人目に付く場所の為、デザイン的に木目のタイプのフェンスにしました。門扉も取付けたのでお庭でお子様を遊ばせていても安心です。
将来的には自転車をお庭の中に置いておく可能性も考慮し、少し幅の広い門扉にしました。自転車を押しながらでも人が悠遊と通る事が出来ます。
これで、お庭に目線も入らなくなり、お庭で過ごしやすくなりました。
解決ポイント3 コンクリートで雑草対策
K様は、草引きと芝刈りが大変でということでした。
お庭全面が芝生の状態でした。K様のライフスタイルを考えると、広いので管理していくことも難しい状態でした。
K様に草刈りと芝生以外にお困りの事があるかお伺いすると、雨がリビングに吹き込んだり、裏の擁壁の上がゴミ置き場になっているようでそこからの目線が防げると嬉しいということでした。
K様と今後のお子様の事やライフスタイル、10年先の事も見据えて色々とお話を交え、玄関から見えるお庭は芝生のグリーンを残して、見えない箇所は全て管理がいらないようにしてはどうかとご提案させていただきました。
以前のお庭の状態では裏の敷地との境界がはっきりとしない為、そのまま地面を固めようと思うと、土がじゃんじゃんと流れてきてしまう状態でした。土が流れてくるのを防ぐために奥にはブロック塀を立てました。
裏庭に当たるスペースで、人からは見えにくい箇所なので、コストを抑えられるように地面は全てコンクリートで、壁はすべてコンクリートブロックにしました。
デザイン性を落としてコスト削減した分をテラス屋根を取付ける費用に回すなどK様と何度もプランを修正し打ち合わせを重ねました。
元々違う場所に置いてあった置くだけタイプのウッドデッキも移動して全て屋根の下に持ってきました。
こうすることで、お子様は雨の日でもデッキで過ごせて、奥様は雨の日でもゴミ箱まで雨にかからず行けるようになりました。
そして、同時に気になっていた擁壁の上からの目線もテラスの屋根材をすりガラス調の物にすることで解消致しました。
今まで水道は散水栓しかなくかがんで使用されておられたので水を使う時も大変でした。散水栓の蓋を開けるとカエルがいるなんてことも…
というわけで立水栓に排水パンを取付けて使いやすくしました。これで、お子様の上靴を洗ったり芝生に水やりもしやすくなりました。
こちらもおしゃれな散水栓でいくかシンプルなものでいくかご予算と使い勝手、その他の箇所への工事費用などK様の将来的なことなどをお話を交えさせていただき、無理の無いよう今回はシンプルな立水栓に決まりました。
雑草対策は今回は裏庭だけにし、残りの芝生の箇所はお子様がお庭で遊ばなくなるまでは芝生でいくことで決定致しました。
お子様がお庭で遊ばなくなるタイミングにライフスタイルが変化する可能性がありますので、そのタイミングにはお庭の使い方が変化する場合もあります。
K様とはその時にまたやり替えすればよいのではないかとお話がまとまりました。
2回のバルコニーにも大きめのテラスを取付ました。元々屋根が無かったので、寝室で寝ている時に雨が降るとバルコニーに雨が落ちて音がうるさかったようです。
テラスを取付けた事で雨の音も軽減できました。また、バルコニーのサイズより少し大きめに軒を出したのでお洗濯物が雨に濡れる事もなくなりました。こちらはお部屋に明るさが入る様に屋根材の種類を変えました。
K様に「測量の時からきちんとサイズ測ってもらって、私達の要望に合うように施工までしてくれたのですごく重宝してます」と喜んで頂けました。