今回ご紹介するのは生駒市にお住まいのK様です。K様は、生垣の葉が落ち、毎日掃除をしなければならないとお困りでした。そのお庭がどのように変身したかというと。。。
K様が抱えておられたお悩み
生垣の葉が掃除をしても次の日にはまた落ちてしまっている状態で、掃除をするのにうんざりしている
庭に植木がたくさんあるので、毎年管理費がかかってしまい負担に感じる
車を2台もっているが、車庫が1台分しかないので、車を2台置けるようにしたい
このお庭の問題と原因
生垣がマキという種類の常緑樹で、細かい葉が頻繁に落ちてしまう。また、家の中を見えにくくするために目隠しになるように家の正面を囲う様な形になっているので、落葉の量も多くなってしまっている
お庭全体に様々な種類の植木が多数あり、毎年の剪定、日々の管理に手間がかかる
家に車庫が1台分しかない
このお庭に対する処方箋
K様に何が起こったのか?
K様が最も気にされていたのは、生垣の落葉を何とかしたい、ということでした。奥様が毎日こまめに掃き掃除をされても、次の日にはまた落葉が落ちて散らかってしまっている…という状態に困っておられました。
毎日目にする玄関周りは綺麗にしておきたいものですが、家事の貴重な時間を毎日割かれてしまうとうんざりしてしまいますね…。
また、お家を購入された時に既に植えられていた植木の管理は、毎年業者の方に剪定をお願いされていたそうです。
お子様が小さい時にはお庭に出る事もあったそうですが、生活スタイルが変わってきた今では、毎年かかる管理費や、この先もお手入れをしていかなければならない事を考えると、植木は不要なのかな…と思われていたようです。
また、車庫が1台分だったため、お家の近くに駐車場を借りて停められていました。
使っていないお庭のスペースで車が停められない、という状態を解消し、有効に活用したいというご要望もおもちでした。
K様は、以前から剪定をお願いされていた業者の方に、車庫を作るとしたらどれぐらい費用がかかるものなのか聞いたところ、「土を取り除いて、車庫作るだけで車が1台買えるぐらいかかる」との回答だったので、他のところを探してみようと、インターネットで西原造園を検索されたそうです。
下見に行くと・・・・
実際に玄関周りとお庭を見せて頂くと、お庭には植木がたくさん植えられており、管理が大変だろうなという印象をうけました。お掃除に手間がかかるとお伺いしていた生垣のマキは、門扉横からお家を囲むように植えられていました。
毎年伸びて大きくなることで、更に手間が増えてしまっているということでした。
また、車庫をもう一台分増やしたいと仰っていたのですが、今はお庭のスペースになっていました。
ただ、お話を伺っていると、お庭のスペースとして積極的に使われていたのは、洗濯物干場の部分だけだということでしたので、その部分を残し他を新たな車庫とすることになりました。
どのような解決策をみつけたのか?
一番のお悩みであった生垣の落葉を解決すべく、生垣のマキは撤去する事にしました。
ただ、この生垣はリビングの目隠しとしての役割も果たしていましたので、全て撤去してしまうと通行人や車からの視線が気になってしまうことが考えられました。
そこで、リビングでリラックスして過ごせるように、生垣撤去後はフェンスを取り付けるご提案をさせていただきました。もともと取り付けられていたタイプのフェンスと同型のものを使う事でリフォーム後も違和感なく、スッキリと見せる事ができます。
お庭部分の植木もお手入れに時間とコストがかかっていた、ということでしたので、現在のライフスタイルに合わせ、撤去する事にしました。
植木を全て取り払ってしまうと、広々とした空間にはなりますが立体感がなくなり、少し寂しい印象にもなってしまいます。
そこで、アクセントをつける為に植木を植えるスペースを1箇所作りました。
また、奥様のご要望で「和風のお庭を洋風にしたい」との事でしたので、お庭の一部にタイルを貼り、化粧砂利を敷くことで印象を変えるご提案をしました。
また、リビング前にも上り口を付けました。こうすることでリビング側からも出入りでき、更に上り口をタイル張りにする事でお庭にアクセントをつける事ができます。
車庫はK様のライフスタイルをお伺いし、奥に1台、手前に1台置ける車庫を作るようにしました。
以前は2台目用の駐車場を家の近くに借りておられたので、外出される時はそちらまで歩いて行かれていたとの事でした。
家のすぐ横に車庫がある事で、雨の日や寒い日などにも、ストレスなくすぐに車に乗り降りする事ができます。
【職人の技】この問題をどうやって改善したのか?
解決ポイント1 生活感を見せないために…
洗濯物を干しているお庭の部分は、目隠しフェンスだけではどうしても隠しきれない部分でもあったので、新たな植木を植える事で見えにくくする方法を取りました。
植物の種類には、1つの根っこから幹が1本生える「単木(たんぼく)」と呼ばれるものと、1つの根っこから複数の幹が生える「株立ち」と呼ばれるものがあります。
今回は目隠しをするための植木でしたので、「株立ち」のヤマボウシという木を選びました。
目隠しとしての役割をもたせるので、枝が左右に広がるように支柱で支えます。こうすることで、道路側から見えるお庭の範囲を極力抑えられるようにしました。
解決ポイント2 お庭の水はけを良くするために…
お庭として残した部分は、表面が土の状態でしたので、雨が降った時には土の中に水が浸透していくので、ある程度は水が溜まる事は防げます。
しかし、工事終了間際に雨が降り、水が溜まる部分がありました。そこで、更に水はけを良くするために家に近い方を少し高くして、水が流れるように土を盛りました。こうすることで、水が溜まらず、雨上がりに庭に出ても靴がドロドロになることなく快適に過ごせます。
解決ポイント3 植木を綺麗に撤去するために…
K様のお家にあった植木を撤去するために、根っこごと綺麗に取り除いていきます。木の根が残っていると、足を引っ掛けて転んでしまう恐れがあります。
また、少しでも残っていると、シロアリが発生する原因にもなるので、掘り起こせる種類の植木は根っこごと取り除いていきます。こうすることで、こけてしまったり、害虫に悩まされる心配もなくなります。
【実際に頂いたお客様の声】