エクステリアリフォーム前に、抱えられていたお悩み
今回ご紹介させて頂くのは、奈良の北葛城郡広陵町にお住いのT様です。
T様のお悩みは、「新築してから1年半がったったころからの事です。だんだん、木のフェンスが色あせてきて気が付いた時には見栄えが悪くなっていたので、どうにかしないとと思ったんです。」との事でした。
T様が以前経験された事
さらに、奥様は以前新築を建てられた時に、、、、「家を建てた所の住宅メーカーさんのご好意で、『サービスで植木を植えておきましたよ!』と突然言われたんです。 気が付いたときには、すでに植えられていたので、『え!?』となって… それはそれでよかったんですが、本音を言うと『なんか違うな…』と言う気がずっとしていたんです…」というようなご経験をされたそうです。
日々お客さんとこうしてお話を伺っていると、T様のように、『求めていないのに、サービスされても…』という経験をされた方も多く見受けられます。業者の好意とはいえ、お客さんが求めていないものを提供しても、業者の自己満足にしかならないもんだと、日々痛感しています(>_<)
西原造園との出会い
T様は、お家を新築される時から、 お母様から、「西原造園」の事を聞かれていて、存在は知っていて下さったようです。 数年が経っていくうちに、そろそろどうにかしないとと、お母様に塀にしようかどうか相談されていたそうです。そんな時に、西原造園のチラシが、お母様のお家に入ったようで、それを見て「運命やで(笑)」と思って頂いたそうです。
とはいえ、そこから、すぐにご連絡頂いたわけではなく、お金の事もあるし、どの業者をどういう基準で選ぶのか?ご連絡頂くのを、というのもあったので迷われていたそうです。
ホームページもずっと見て下さっていたのですが、「ホームページって正直、ウソ書いても分からないじゃないですか?(笑) でも本当にお客さんと一緒に写っている写真があったりとか、工事された他の人の、名前と住所も載せられていたし、うちの近くで工事をされておられたという事例もありましたし。うちのお母さんも、ほんまに見に行ったようで(笑) 探して、本当に信憑性があるものだったので、やっぱり信頼できるところがいいなと思って、連絡させてもらったんです。」と仰って頂きました。
T様が不安を解消できた理由
不安を解消できたのは、「お会いして、明るいお母様と素敵な息子さんが一緒にこられて、何でも話を聞いてくれそうな印象を受けました。私の母が、色々言っても『そうですね~(^_^)』と聞いてくれはったり、遠慮なく思っている事を言えたのでよかったです。また、最初のほうに丁寧に説明をしてもらって。ここはこういう作業になりますとか。私たちにしたら、言わずに飛ばして作業に入っても分からなかった事やけど、丁寧に説明をして頂いたので」と仰って頂きました。
完工後、「自分自身でも、良いなと思えるデザインを頂いた事と、信頼できるお人柄など、細かい事の積み重ねが色々あったので、ご縁を頂いた事をうれしく思います。外のこんなお花植えようかな~とか、夢が膨らんできて、もっと綺麗にお庭を飾ろうと思いました。やる気がわいてきましたよ~(^○^)」とのお言葉を頂きました。
今回のエクステリア工事のポイント
1 完成後、「なんか、イマイチ…」となるのはこのポイントが抜けているから?
今回の工事は主に、近所ではなかな見かけない、ヨーロッパ風の塀にして、T様が毎日、お買い物から帰ってくるたびに、ハッピーな気持ちになるようにすることが主な工事でした。
この塀ですが、まずブロックを積んでから、その表面にヨーロッパ風の石を、接着剤で張り付けていきます。
その石を貼りつけると、石と石の隙間から、接着剤がウニョっと出てきてしまいます。 そのまま放置すると、その接着剤ほこりなどで 汚れてしまい、汚れが目立ってきてしまいます。奥様は、もともと木が色あせてしまって、汚ないのが嫌だったというのが、今回工事をする事になったポイントでした。
そこで、どうにかこの隙間から、ウニョっと出てくる、接着剤を取り払えないかと思考錯誤したところ、ヘラと紙やすりを使う事できれいに落とす事ができました。
ウニョっと出てくるところは一部分ではなかったので、 石と石との隙間、ほぼ全部をこの写真のように、綺麗に汚れを取っていきました。
お料理と一緒で、「なんか違うねんな~。」を 「ん~!おいしい!(^○^)」とするのは、このひと手間を加えるかどうかがポイントです。
2 砂利の厚さを変える事で歩きやすくなりました。
T様のお家では、左の写真の四角で囲った部分に、雑草が生えてきて草引きするのが大変だという事もあり、防草工事を行いました。
その時に、家側の基礎とガレージのコンクリートとの関係で、砂利の厚みを5~7センチほど撒く予定をしていました。
そんな時に、奥様から「よくここを歩くので、もう少しだけ歩きやくできないでしょうか?」とのリクエストがありました。よくお話を聞くと、砂利がクッションになりすぎていて、沈み込んで歩きにくくなるようでした。
実際に生活されるT様のことを考えると、当然T様が歩きやすい方が生活もしやすいので、1~3センチほど、砂利の量を変更しました。歩きやすくなり、T様にも喜んで頂けました。工事の最中でも、お客さんが思っている事を、遠慮なく言って頂けるよう心がけています。
そのお家にずっと住まわれるのはT様なのですから、僕達のエゴで工事するのではなく、先々まで、T様が快適に暮らせるよう、お客さんのご要望を叶える工事をするというのも、僕達の志事です。
3 完工後、最もお客さんが喜んだ事とは?
塀を作っている最中に、奥様のほうから、「やっぱり塀がちょっと高いかな~」という、ご相談があったので、では一段減らしてみましょうという事になりました。そうなると、施工金額も、 減った一段分のブロック塀分、金額を多く頂く事になってしまいます。そうなると、お客さんに余計な お支払いをして頂く事になってしまうので、減った分は差し引かせて頂くお申し出をしました。すると、T様は、「いえいえ、私が途中で変更をお願いしたので、お安くして頂かなくても、料金はそのままで結構です(^_^)」と仰って頂きました。
ですが、そのまま何もしないでいると、さすがに僕達も心苦しいので、T様のお役に立てることはないかと、思案しました。T様のお家の周りには、公園があってそこから葉っぱが舞い落ちてきていて、家の周りを覆っていました。それと、草引きをするのが大変という事を伺っていました。
そこで、家の周り一周全部、落ち葉掃除専用の掃除機を使って、落葉を吸い取りました。また、家のガレージのコンクリートの隙間から雑草が生えていたのと、お家の横手のところも雑草が生い茂っていたので、草を全部すき取りました。
そうして、完工後のあくる日。突然T様から電話がなりました。「何かまずいことをしたのかな?」と、恐る恐る電話を取ると。「西原さんすみません!ありがとうございます!いまね、工事も終わったから、ちゃんと草引きしやななぁと思って外にでてみたら、めっちゃ綺麗になってて!(>_<)」と、草引きをしたことのお礼のお電話頂いたのです。ほんの些細なことですが、T様にそこまで喜んで頂いたのにはビックリしました。こうして喜んで頂けることが、志事をしているという実感がわいた瞬間でした。
【実際に頂いた、T様のお声】