お子様がおられるご家庭では、雑草対策に除草剤はなるべく使いたくないという人も多いですよね。
ここでは、除草剤を使わずに雑草対策をする方法について、事例を元にお伝え致します。
お庭(造園)リフォーム前に、抱えられていたお悩み
≪奈良 北葛城郡 上牧町 福岡様邸≫
今回ご紹介させていただくのは、奈良の北葛城郡にお住いの、福岡様です。福岡様の抱えていたお悩みは、「当初は、孫の遊び場として芝生にしようと思ってたんや。でも、芝を植えた後の管理を知っているだけに、だんだんそう考えるのが億劫になってきたんよね。
どうしようかなと、庭の草を引きながらおったそんな時に、近所のMさんが、草引きをしなくて済むようにする工事をされると聞いたので。」という事でした。
お客様が抱えられていた不安とは
さらにご主人様は、「ま~特別、孫の遊び場と考えやんでも、ここらは公園いっぱいやから、草引きしやんでもいいようにした方がいいやろと思ったんよ。」とおっしゃっていました。ご主人様は、以前ご自身で、除草剤を撒いた事があったそうです。その時、確かに草は生えてこないけど、表面がカチカチになったのと、子供のことを考えるとあまりよくないんかな~とも思ったりされたそうです。
そこで、ご近所のM様が、除草剤を使うんじゃなくて、 防草シートを敷き詰めてその上に砂利を撒いて、雑草を生えにくくする工事をするというお話を聞いたそうです。それなら木を植えたいなと思うときは、砂利やシートをよければ植木も植えられるなと思われたそうです。
実は、福岡様のお宅の工事を始める前に、ご近所のM様の防草工事も僕達がさせて頂いていました。その時に福岡様に仕事ぶりを見て頂き、僕達の事を信頼して頂けました。
除草剤を使わない雑草対策 防草シートの敷き方のポイント
除草剤を使わずに、雑草対策をするには防草シートがおすすめです。
防草シートはDIYでも簡単にできそうに見えます。しかし、下準備や敷き方を間違えると、水はけが悪くなったり、また雑草が生えてきたりするので注意が必要です。
次に除草剤を使わない雑草対策「防草シート」の敷き方のポイントをお伝えします。
ポイント1 掘削をして排水を取る
なので、草刈や草引きだけだと種が地面に残ったままになり、また雑草が生えてきやすくなるわけです。なので、掘削を行い、雑草の種ごと除去します。
防草シートは、基本的には水を浸透させる効果があります。しかし、ゲリラ豪雨や台風などの場合だと、水捌けが間に合わない事もあります。そこで、予め勾配を付けておくことで、豪雨でも水はけがよくなるようにするわけです。
また、それでも排水が追いつかない場合は、暗渠(あんきょ)を取付けるとさらに水はけがよくなります。暗渠(あんきょ)とは、穴の空いたパイプ(暗渠パイプ)を地面に埋め込み、そのパイプを通して会所に水を流す方法です。
福岡様のお宅は、お庭が四角く、障害物もない平らな状態でした。そのため、雨が降ると水がたまりそうだな~と感じたので、水勾配をしっかりとるように施工しました。
写真では見えにくいですが、スコップの近くに、黄緑色の糸を張って、水勾配のガイド役を果たしています。その糸に沿って掘れば、水勾配がとれるということです。
※弊社の防草工事の場合はどのお宅の工事でも、 水勾配はしっかりとるようにしています。
ポイント2 会所に穴を空けて、水が排出されるようにしています
激しい雨が降った時に水勾配を取っていますが、水の行きつく先に流れ出る所を作っておかないと、水がたまってせっかくの水勾配も意味をなしません。
ポイントの2つ目は、会所に穴を空けて、水が排出されるようにしているところです。また、ただ穴を空けるだけでは、砂利まで穴をとおる可能性があります。そうすると会所の中に砂利がたまってしまいます。
そうなると、会所に砂利が溜まって、配管の流れがスムーズにいかなくなり、極端な場合、水つまりをおこす可能性もあります。そのような事を防ぐために、網のシートを使って砂利が排出されるのを防ぎました。
ポイント3 防草シートを敷き詰めて、砂利を撒く
掘削、水勾配、排水処理ができたら、防草シートをお庭に敷き詰めます。
防草シートを敷くときのポイントは、シートとシートのつなぎ目を10㎝ほど被せることです。そうする事で、防草シートのつなぎ目から雑草が生えてくると言った心配が減ります。
また、壁際は防草シートを立ち上げる事で、雑草が生えてくるのを防ぎます。実は防草シートのデメリット(弱点)として、壁際などの際の雑草は防ぎにくいという事があげられます。
雑草は少しでも土があると生えてきます。壁際はシートが敷き詰めにくくなっているので、とても生えやすいわけです。
防草シートを敷く上で重要なポイントは、防草シートのつなぎ目を10㎝被せる。壁際は立ち上げる(5センチほど)です。
防草シートが敷き終わると次に砂利を撒きます。
砂利をなぜ撒くのかと言うと、2つ理由があります。1つは、見た目。もう一つは、防草シートの経年劣化を防ぐという理由です。
防草シートのままだと、とても殺風景でお友達を家に招いた時に少し恥ずかしい思いをしたなんて言う人もおられます。そこで砂利を敷き詰める事で、お庭の景観を良くして、来客時でも安心してカーテンを開けられるようにできます。
また、砂利を防草シートの上に敷き詰める事により、シートの経年劣化を防ぎます。防草シートは太陽の紫外線に弱く、風などにより劣化するからです。
そこで砂利を敷き詰める事で、紫外線から防草シートを守り経年劣化を防ぎます。これにより、防草シートの寿命が延び、一度工事すると何年も長期間にわたり、草引きをしなくて良いお庭に変わります。
お庭のリフォームを終えて
施工後、ご主人様から、「丁寧な工事をしてもろてありがとう!仕事っぷりを見ていると、土を触るにしても、石を触るにしても、そういうものと一緒に話をしながら仕事をしてはると、非常に感銘を受けました」と仰って下さいました。僕たちも、仕事中の姿は施主様に見られているのだなーと思い、さらに気を引き締めて工事にあたらないとなと感じましした。
雑草対策について、色々調べけど、結局どうすればよいのか分からな人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
そう思っていませんか?
これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
そこで、もしあなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「西原造園の無料相談」がお役に立てるかもしれません。
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